山本由季展 ご案内

多くの染織工芸作家との絆は
伝統工芸かつら 

先代店主の頃からの誇りでもあります。

古くは北鎌倉在住の故浦野理一さん
先代店主に染の善し悪しを

教えて頂いた名人でした。

同じく故人になりますが
九州の永江明夫さん
シベリヤに抑留されて昭和27年に帰国された時に
故郷の奄美大島は米国統治下にありました。
やむなく鹿児島で工房を設立
掘っ立て小屋にトタン屋根の仕事場から
究極の綿織物。薩摩絣を生み出したのです。

その着心地と絣の緻密さに驚かれた
武者小路実篤さんは、感動して
「誠実無比、薩摩絣 実篤」
と書き残しました。
今は薩摩絣の反物のラベルに

その文字が使われています。

山本由季先生も当店が胸を張ってご紹介する
染色工芸作家
東京でお育ちになりましたが
良い染に欠かせない銘水と、

創作に適した静かな環境を求め
仙台から離れた、山深い場所を選び
以来40年を越える年月の間、
尽きぬ情熱をかたむけた

作品を創り続けておられます。
その作風をひと言で言い表すならば
「自由と楽しさ」
一枚の布の上にウサギや魚、猫。ときには輝く星などが
はつらつと元気良く解き放たれている。
着る人も、周りでそれを見る人も幸せにする。

幸福感を人々に与えたい。
そんな先生の思いに満ちています ♪


どの作品にも、表には出ないストーリーがあり
それをお伝えしていくのが我々の務め。
作り手の深い思い

どうぞ手に取って、

そして喜びの中でお召しくださいませ。

山本由季展
5月15日ー21日


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